07/1/21 どグサレ球団戦

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■1月21日どグサレ球団戦

 年の始めは恒例の「チキンズ杯」。もう何年になるだろう。なんか、一度も勝った記憶がないのだが、勝ったことある、オレたち?
 まあ、いい。
 試合の前々日までWINSで集まれる選手は8人。週末は今にも雪が降りそうな、外部から助っ人を呼ぶのもはばかられる空模様。
 いっそ大雪でも降って延期になってくれれば……。
 草野球人にあるまじき思いもよぎったが、そこに“8にゃん”&WINSのルーク・スカイウォーカーこと佐藤選手の参戦表明だ。
 なんなんだ、8にゃん。にゃんにゃんを4回?
 それはともかく、こうなれば俄然やる気満々の勝ちムードとなるのが、草野球人というものである。
 くはははは、よく来た8にゃん&佐藤!
 なにをかくそう、某エースも実兄からの法事等打ち合わせの打診を「21日は野球の試合があるから無理」と応じ、返ってきた「お前は松坂大輔でもなんでもないんだから、優先順位を考えろ」というメールを完全無視したという。
 いいのか、それで。
 社会人失格なのでは?
 いや、人間それぞれ、大事にしているものは異なる。
 なにしろその某エース、いつもたいへんお世話になっているある大物ミュージシャンの取材でさえ「その日は草野球の試合なんですよ〜」とぬけぬけと言い、予定変更してもらったりもしているのである。
 やはり人間失格か。
 いや、わかる人にはわかるのだ。人それぞれ大切にしているものが異なるということが。
 ……そのうち仕事がなくなるのだろうが。
 とにかく、8人が10人になったそのときの気分。
 そりゃもう、なにものにも代えがたい、至福の瞬間。
 これでオレたち、また堂々と野球ができる。できる、できる!
 そうなるとなんだか天気もよくなってきそうだし、できるぞ、オレたち!
 しかし、試合は甘くはなかった。
 たしかに、打った相手チーム打者でさえ走るのをやめる疑惑のフェア判定や、なぜか外野飛球が外野手とすれ違ってしまうような不運もあるにはあった。
 あったが、どうなのか。
 WINSで外野に飛んだ打球は、先ほどの佐藤スカイウォーカー、WINSのC3−POこと(ん? ハイフンはここでよかったか?)ムラケン、そして暗黒面に落ちた社会人失格エースの3本のヒットだけ。
 ちなみに、もう1本のヒットは、スターウォーズ軍団総帥・大久保へのお年玉、セカンド強襲公式記録おまけ安打。
 ヒット以外にも外野へのいい当たりが多かった「どグサレ球団」打線に比べてどうなんだ。えっ、どうなんだ。
 相手先発のK山投手には、昨年WINS戦力としてかなりお世話になったという事情もあるかもしれない(……あるのか?)。
 にしても、クリーンナッピング(byマツ)で逃飛、二安(おまけ)、捕飛、捕邪飛、投ゴ、三振、三振、投ゴ、三振。
 ぜんぜん前に飛んでねーじゃん!
 向こうの野手、ヒマすぎじゃん!
 まあ、いい。
 エースも被安打6はともかく、死四球6は、らしくない。最近、球が速くなっているのも気になる。中途半端に速くなっても打ちやすくなるだけだ(笑)。でも、本音を言えば、6回はひっぱりすぎ。誰かもう1枚、敗戦処理……じゃなくてストッパー・ゴローとのあいだに、速球派の投手がいればなあ。
 あと、どグサレ復活はうれしいが、最近のどグサレ、精神的にはともかく、肉体的にどグサレている選手が少なすぎるのでは? 肉体的にどグサレてるのは、Kトーさんくらいなのでは? ファーストまで走っただけでヘトヘトなのでは?
 だからどうだというわけではないが、ついでに言えば、K林ジュニアの打撃および投球もすごかった。
 現役高校球児だもんなあ。
 オレなんか、17歳とか18歳の頃、音楽室で「22歳の別れ」歌ってたもんなあ。
 スターウォーズ軍団総帥は、エキシビションでその剛球を痛打、それだけで溜飲を下げていたが、とにかく今年もまた負けてしまった。
 チキンズの首脳陣さん、毎年呼んでくれてありがとう。
 本当にありがとう。
 「打てねぇなぁ……。バッティングセンター行こ……」
 今年から“候補”がとれた監督(本日は五番)が試合後につぶやいた。
 その心意気だ。
 バッティングセンターに行って、3位決定戦で結果を出そう。安打じゃなくてもいい、五番じゃなくてもいい(ふふふ)、とにかく前に、できるだけ遠くに打球を飛ばそう。
 でもね、そう言ったあとで、新大久保駅前『近江屋』でソバ焼酎のソバ湯割りがぶ飲み、次に職安通り『韓国食堂』でビール瓶入りマッコリがぶ飲み、歌舞伎町ホテル街に移動して『台南ターミー(どんな字だったっけ)』で紹興酒がぶ飲み、で、オスローバッティングセンターを通り過ぎて、しめに『桂花ラーメン』でターロー麺って、どうなんだオレたち。汁まで全部飲んじゃったぞ、おい!
 そういえば、どグサレ四番Nちんの試合後の「もうあたしたち勝って当たり前」的胸元も気になった。
 あと、新年会には来ると書き込みしていたキャプテンは、とうとう四次会になっても現れなかった。
 それでいいのか、WINS。
 確かな野党はきっとインティライミから勝負してしまったのだろう。
 最後に。
 草野球レベルを超える剛球は危険なので、ヘルメットをかぶって対戦しましょう。

(ペン=本紙エース)   
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