07/5/19 チューナマヨッツ戦

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■5月19日 vs チューナマヨッツ戦  大宮健保

 大宮定期戦。我らがウインズにとって、毎年5〜10月にほぼ月一回開催されるチューナマヨッツ戦は、お互いの手の内を知り尽くした宿命の対決と言っていい。そして、この日が本年度初戦。昨年はウインズの6勝2敗と相性が良かったものの、年が変われば話は別。今年のG×T戦のように全く立場が逆転してしまうのはよくある話である。しかもこの日のウインズは、監督、エース、キャプテン、野党、パパ、8ニャン・・・・主力ベテラン選手が軒並み故障(?)で欠場。一方、チューナマは生え抜きスター選手、4番サード・内田さんの引退試合。記念すべき試合をなんとか勝利で飾るべく、試合前から気合十分である。戦前の予想ではチューナマ有利の声が大勢を占めていた(どこで?)
先発はウインズ・Mr.G、チューナマ・エース小林さん。14時15分くらいに運命の一戦はプレイボールがかかった。

1回表Mr.Gはテンポ良く相手打線を三者凡退の後、1回裏のウインズの攻撃。1番・野球先生、会心の中前安打で出塁後、2番・K.Kの初球にすかさず2盗成功。このチャンスにK.Kは得意の(??)右打ちタイムリーで鮮やかに先制。足を絡めた今年のG(←巨人です)ばりの見事な速攻であった。
しかしここからがいけない。四球などで尚も1死満塁の追加点チャンスに6番・平成の小さな大打者は教科書通りのライトフライ。誰もが犠牲フライで2点目と思ったところ、3塁走者・K.Kは大きく飛び出たのち、慌てて3塁に戻ったところ、2塁走者・バカバットは既にタッチアップで3塁手前に!慌てて本塁突入したものの余裕のアウト。。。クロマティも真っ青のボーンヘッドで結局1点止まり。ベンチ裏では、小さな大打者がK.Kを激しく罵り、あわや西岡コーチvs亀井ばりの乱闘騒ぎが起こっていたことも付け加えておく。(←これは嘘です。)

流れとは恐ろしい。このプレーでチューナマは生き返り、3回表ツーアウト1塁から板倉監督に気迫のレフトオーバータイムリーツーベースを浴びてしまい、あっという間に1−1の同点とされてしまう。しかしこの日のMr.Gはここから踏ん張る。一打逆転のピンチに、老獪な投球で後続を討ち取る。この場面がこの試合のターニングポイント。流れを味方に再び引き寄せた見事なピッチングであった。又、ここまで7つもの打球を完璧にさばいたサード・野球先生の守備も特筆すべきである。

ピンチのあとにはチャンス有り。汚名返上、名誉挽回、K.K、再び得意の(???)右打ち内野安打、盗塁、ワイルドピッチなどを経たワンアウト3塁で久々参戦、3番・爽やかサラダの内野ゴロが相手のエラーを誘い勝ち越し。その後、4番・バカバットの内野ゴロの間にもう1点、とまさに今年のウインズ得意のスモールベースボール。3−1と試合の主導権を握る。

その後も5回には‘遅れてきた男’こと11番・M田のスクイズ(まさにスモールベースボール!)で1点、6回には9番・マネージャーの見事な選球眼・四球などで得たツーアウト満塁で10番・コサッキーの弾丸・走者一掃3塁打で3点、と着々と加点。最終回、ピンチはあったもののMr.Gの粘りのピッチングは続き、最後のバッターをサードゴロに仕留め、ゲームセット!ウインズ、宿敵・チューナマを7−1で降し、まずは対戦成績を1勝としたのであった。

勝因はMr.Gの粘投は勿論のこと、野球先生の再三の好プレー、ショート・フクダ様の堅実な打球処理、センター・コッサキーやライト・元祖ムラカミの確実なフライ処理など、バックの好守もGを盛り立てた。攻撃面もK.Kのまずい走塁(←もう1回やっちゃいました。。)といういただけない面もあったものの、チャンスを確実にものにする繋ぎ野球を今回も展開。バカ野球なのに、勝っちゃう野球。主力ベテラン抜きでも大勝するあたり、戦力の底上げも感じられ、今後の連勝を予感させるには十分な一戦であったと言えるのではないだろうか。


・・・・で、もう長いんで、その後に行われた第二試合(非公式戦)は簡単に。先発M田の大乱調でいきなり5点を取られたものの、嵐の中断が流れを変え、1回裏に6点取ってなんと逆転。しかしまた2回表に4点取られるなど、もうめちゃくちゃの展開。打たれたら打ち返しが続いたのち、8−9のビハインドで迎えた5回裏、バカバットが内角低めの難しい球を信じられない飛距離(そしてファールにならない!)の‘右の松中ホームラン’で同点!しかし、わき腹痛をこらえ粘投・コサッキーが味方のエラーもあり、最終回に力尽き、結局10−17で敗戦となった。しかし、マツのホームラン以外にもフクダ様、コサッキーの猛打賞や元祖ムラカミの2安打など収穫も沢山あった試合であった。

試合後、おなじみかしらの若松屋では何故かプロレス談義に花が咲き、二次会の大宮ルミネ・女性客だらけの甘味系喫茶店では恥じらいもなくスウィーツをほおばり、この日のバカ野球は22:00頃お開きになったのであった。

(文中敬称略)ペン=本誌 K.K
* お断り; チューナマさんのHPにて記録やお名前をちゃっかり調べさせていただきました。最後に、内田さん、お疲れ様でした!

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