07/8/19 ビックベアーズ戦

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■8月19日 vs ビックベアーズ戦 四谷外濠球場

日本列島、40℃超え連発の猛暑の中、我がウインズはなんと地獄の2連戦。この時期、甲子園を高校野球に明け渡す阪神は、‘死のロード’と言われる長期遠征を経験するが(* と言いつつ、最近は京セラドーム6連戦とか楽なことしてますが・・)、今や草野球界の常勝軍団(??)と言われるウインズもまさに正念場のロード(???)2連戦を迎えたわけである。

初戦・チューナマヨッツ戦を大勝し、なんとか連勝を目論むが、さすがにこの猛暑。平均年齢35歳越えのチームに気力はあっても体力はなく、2戦目のビッグベアーズ戦は棄権者続出。参加予定者は6人にしかおらず、コサッキー選手がどグサレ球団に助っ人依頼を行い、加藤選手が男気溢れる参加表明。それでも人数は足りず、あわや試合放棄か!?、と不安いっぱいで迎えた試合当日。四谷外濠球場に、ひと〜り、ふた〜り、さんにん・・・・・11人!!

さすがウインズである。野球大好きなのであ〜る。、自らも緊急参戦、監督が予定外の参加者続出に急遽スタメンを練り直し、試合開始の挨拶後に守備位置発表、1回表守備終了時にスタメン発表という大ドタバタ劇の中、男気・加藤選手は「じゃ、帰ります。」とグラウンドを後にしました・・・・加藤さん、本当にすみませんでした!(ウインズ一同)

立ち上がり、権藤博ばりの連続先発、エースが珍しく制球を乱し、早々と4点献上。1回裏、打点王・エースの痛烈な右前打を皮切りに二死満塁の絶好機を作るものの、6番・K.Kの不甲斐ない見逃し三振で三者残塁。さすがに連戦は厳しいのか、と思わせる1回の攻防であった。

しかし、この日のウインズは下位打線が素晴らしい。久々参戦のお父さんの抜群の選球眼・四球出塁、10番・M田のしぶとい内野安打で作ったチャンスに、前日の汚名返上に燃える監督がどデカイ左越え二点二塁打で2−4!その後、相手の守備の乱れもあり3−4とし、絶好調男・3番・コサッキーの左前打は惜しくもエースが本塁憤死となったものの、あっと言う間に1点差に迫った。

更に3回裏。二死からK.Kが得意の(?)死球で出塁し、俊足を生かして(爆!)盗塁、さらに相手の牽制球の乱れから一気に生還し遂に同点!最近、打撃急降下で盗塁王狙いに方向転換したK.Kの足が、ベンチを笑かせつつ功を奏した格好となった。

エースは2回からすっかり立ち直り、老獪な投球術とキャンプテンの絶妙なリードでB.B打線を翻弄。4回に勝ち越し点は失ったものの、しっかりゲームメイクをしたのはさすがであった。又、この日はバックも好守連発。セカンド・お父さんは痛烈な当たりのゴロをしっかりさばき、ショート・コサッキーは難しいショートバウンドのゴロを軽快に流れるような動きで処理。サード・確かな野党、改めBOSS?は右に左に横っ飛びのガッツプレーでチームに勢いを与え、レフト・M田は強烈なライナーを再三ファインプレー・・・・チーム一丸、リズムよくエースを盛り立てたのである。

こうなると逆転は時間の問題。勝ち越された直後の4回裏、先頭・小さな(大)打者が難民脱出の内野安打で出塁すると、すかさず盗塁。恐怖の10、11番コンビのM田、監督の連続長打で一気に逆転。その後も相手のミス、キャプテンの痛烈なライトゴロなどで更に3点追加。9−5と主導権と握ったのである。

5回からマウンドに上がったMr.Gも得意のノラリクラリ投法で相手に的を絞らせず、試合は終盤へ。6回表、無死二塁のピンチを招き、迎えるは相手強打者(誰かは忘れました。。)ここでセンターへ大飛球!センター・マツはフェイントの捕球動作をしつつ、フェンス直撃のクッションボールをくるっと一回転して処理した後、サードにレザービームでタッチアウト!中日・福留が時折見せる頭脳プレーをいとも簡単に行うとはさすがである。この日は鳥目の影響でバッティングの方はノーヒットであったが、流れを引き寄せるプレーで見事にチームに貢献した。ここがこのゲームのターニングポイントであったと言えよう。

6回裏にはコサッキーの2冠王に躍り出る中前タイムリーなどでダメ押しの2点を追加し、7回表にライト・K.Kの地面スレスレキャッチ!・・・は出来ずの1失点はあったものの、Mr.Gは最後まで崩れず、結局11−6の大勝であった。

この日のウインズは全員野球。メンバーそれぞれが役割を忠実にこなした、チーム一丸の勝利であった。その中でも敢えてヒーローを選ぶとすると、やはり3打点、猛打爆発の監督と攻守に光ったM田ではないだろうか。

死のロードを見事に前日と同スコアの大勝で2連勝したウインズ。最高のチーム状態でホームに戻ることとなった(一ヶ月先ですけど・・)

(文中敬称略)ペン=本誌 K.K

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