08/4/6 ビッグベアーズ戦

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■4月6日 芝公園野球場 vsビッグベアーズ戦

 前週、雨中のバッカス戦を1点差辛勝し今シーズン成績を5割に戻したウインズ。この日の相手は永遠のライバル・ビッグベアーズ。相手本拠地・芝公園に乗り込んでの第二回戦である。

前回の対戦ではウインズが接戦を制しており、雪辱に燃えるB.B’Sは気合十分で球場入り・・・・かと思いきや、試合開始の13:00が近づいてもの〜んびりムード。いつももつれるこの対戦を見越して、各自早めのアップを済ませ、ベンチ前で臨戦態勢のウインズナインを尻目に、13:10を過ぎてもゆっくりキャッチボールをしたり、談笑したり。「もしやこれは‘じらし作戦’か!?その手には乗らんぞ!」と誰彼となく声があがり始めたその時、突然「試合スタ〜トです!」との掛け声が。なんといちばんじれたのはこの日の球審であった(笑)
・・・てなわけで、草野球史上初、試合前の挨拶無しで、ダラダラとプレイボールがかかったのであった。

1回表、B.B’S・先頭打者がいきなり出塁。そして次打者の初球いきなりスタート。しかしここで本日・久々参戦の‘埼玉の城島健司’小川捕手が二塁に矢のような送球。ベースカバーのクルクル丸が余裕のタッチでグラブを「どうだ!!」と上げる。「アウト〜!」流れを断ち切るビッグプレーがいきなり出たのである。その後、二日酔いのバカバットが直射日光を浴びて珍しくフライを落球し、相手に1点を献上するものの、エースが後続を締め、B.B’Sは1点止まり。

すると、すかさず裏の攻撃でウインズ。先頭・強力助っ人‘草野球界の柴原’こと湯一路選手が四球で出塁、2番・M田、3番・コサッキーの連続内野ゴロでまずは地味に1点を返すと、この日は打ちたい気持ちをぐっと抑えた4番・バカバットが四球を選んでなおも得た二死一塁のチャンスに5番・エース。相手先発の3球目・91キロのストレート(←全部適当)をバット一閃。ビヨ〜ン(ド)と打球は伸びて相手レフト頭上遥か上を通過し対面のちびっ子野球グラウンドまで転がる大飛球。なんと大ホームラン!あっという間に大逆転し、スコアを3−1としたのである。

しかしエースはフラフラ。。誰からともなく、「次打者は粘って!」の声。がしかし、6番・小川選手はあっさり打って凡退。エースは今季1号の代償として体力を著しく消耗し、2回のマウンドに向かったのである。

ところがエースは、周囲の心配などどこ吹く風、2回表はスイスイと凡打を打たせて3者凡退。3回も無失点に抑え、完全に試合をウインズペースにしたのである。あっぱれ!

一方ウインズは、2回に四球と相手エラーで1点、3回も小川選手の2点タイムリーで着々と加点。前半3回を終って6−1とし、大勝ムードで後半戦へ。

4回表、さすがにちょっと疲れたエースがタイムリーを打たれ4点差とされ、この回でマウンドを降りファーストへ。5回からは炎のクローザー・コサッキーが登板。この日は球は走っていたものの制球がやや不安定で2死ながらピンチを迎えたが、ここでファーストからショートにまわったバカバットがボテボテのヒット性のゴロを猛ダッシュでさばき、1塁へ送球。ファースト・エースが体を地面までいっぱいに伸ばし捕球。アウト!この回も無失点。振り返ってみると、この好プレーが勝負を決定付けたと言っても過言ではないであろう。ちなみにこの日は、外野陣も安定。レフト・Mr.Gを筆頭にフライアウトを多く稼ぎ、投手を大いに盛り立てていたこともここで記しておこう。

5回裏には、相手2番手の制球難から押し出し2つ、実兄ファミリー(差し入れ、ご馳走様でした。)観戦でハッスルのM田のタイムリーなどで駄目押しの3点を追加。案の定・時間切れで最終回になった6回表もコサッキーが押し出しで1点を献上するものの、最後は渾身の113キロ・ストレートで相手バッターを三振に仕留め、ゲームセット。9−3の圧勝でウインズ破竹(?)の3連勝を飾ったのであった。

暖かくなるにつれ、チーム状態も上がってきたウインズ。ライバルチームからの強引なまでの補強(なのか・・?)も行い、4月5月の過密日程もこのまま連勝していきそうな勢いである。
最後に、1回も名前に上らなかったこの日の9番バッター。球場に開始1時間半前に入る気合を見せたが、この日も音無し。不振脱出はいつになるのであろうか・・・・(って、最後は自分の事で失礼。。)

(文中敬称略)ペン=本誌 K.K

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