08/11/9 サンセットサンライナーズ戦

試合結果> <アルバム> <その後> 募金800円

■11月9日(祝)サンセットサンライナーズ戦

11月に入ってこの日で早くも4試合目とハイペースで試合を消化するウインズナイン。この日は島袋の飲み友達のチーム「サンセットサンライザーズ」との一戦。以前島袋が「サンセット――」の助っ人として参加したときは本人が激しい二日酔いのため、まともなプレーができずに助っ人としてありえない姿を晒してしまった。今日はその恩返し?というわけで島袋は物凄く意気込んで試合に臨んだ(らしい)。

そんな島人の個人的なモチベーションを知るはずもないウインズナイン。初回に先制を許したものの、昨日の試合の疲れも見せず、その裏早くも相手投手に襲い掛かる。まず、先頭の大久保の死球を足がかりに、ヒット3本と相手のミスに乗じて4点を奪いあっさり逆転。昨日の試合に続いて初回から打線に火がついた。ちなみに島人の飲み友というのが相手の先発投手であり、彼から二塁打を放った島人が「こないだの助っ人のときは打てなかったくせに!」とブーイングを喰らったのは言うまでもない。

試合に話を戻そう。打線の援護をもらった先発島袋だったが、2回に連打と不運な当たりが重なり4失点とこちらもあっさりと逆転される。やはり南国育ちの33歳には東京の寒さがこたえるのだろうか、いまひとつ調子が上がらない。

「取られたら取り返せ」と再逆転を目指すウインズ2回の攻撃。先頭の村ケンがいきなり二塁打で出塁し、エースのショート内野安打の間に判断良く3塁に進塁。1死1、3塁で打席に立ったのは大久保。現在首位打者の大久保に期待がかかるがファーストゴロに倒れこれで2死、ウインズはこのチャンスを逃すかに思われた。しかしここから怒涛の攻撃が始まる。2番酒寄から何と6連続安打! 結局この回7点を挙げ一気に逆転。特筆すべきは四死球、エラーもなく純粋に安打だけで7点を奪ったウインズ打線の勝負強さだ。

この強力打線に守られ、島袋も3、4回と何とか無失点で切り抜ける。遅まきながら島人もやっと寒さに慣れてきたようだ。そうそう、この試合にはもう一人の島人がいた。それが島袋の友人・中村。たまにしか参加できないので彼のことも書いておこう。久々の試合でカンが戻っていないのか、それとも実力なのか1、2打席とも中村(以降島人?)のバットから快音は聞こえなかった。それどころかバットに当たる気配すらなかった。島人?曰く「あんなカーブは草野球レベルじゃない」。ってお前どんだけ草野球こなしてきたってんだよ。そして3打席目も前に飛ぶ雰囲気も感じられないまま追い込まれる島人2。球審をしていた島袋が3打席連続三振を確信した次の瞬間、バットにボールが当たった! まず第一の驚き。で、滞空時間の長い打球がライトの頭上を越えていく。惜しくも柵超えはならなかったが悠々スタンディングダブル・・・・・・と思ったがここで第二の驚き。ライトが打球を処理したとき、島人?はまだ一二塁間の半分もいかないあたりにいたのだ(本当に走っていたのだろうか?)。そしてライトから二塁にボールが返りタッチアウト、しかも結構余裕を持って。
なんじゃそりゃ・・・・・・。まあ、久しぶりの試合だったのでカンが鈍っていた、ということにしておこう。

でもって、試合はその後5回から島人に変わってマウンドにコサッキーがあがる。登板前から「あまり調子がよくない」と言っていたコサッキー。若干いつものボールのキレがなかったが、自らの好フィールディングもありこの回は最小失点で切り抜ける。

結局、この後6回相手の攻撃中に時間切れとなり、ウインズだけで7本の二塁打が生まれた乱打戦は、12−8で見事ウインズが勝利を飾った。

さてさて、来週も試合を控えるウインズ。打線は水物といわれるが、果たして3試合連続の打線爆発となるか。そしてシーズン終盤を迎えた個人成績の行方も気になるところだ。

ペン:島袋


08ヨンスポバックナンバー