09/3/8 チーム・カーティシー戦

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■3月8日(日)チーム・カーティシー戦

「BAR10(バーテン)」のシマさん率いるチーム・カーティシーから誘いを受ける。
真冬ほどではないものの、まだ春の足音が聞こえてきたレベルの3月上旬。
見上げれば曇天、朝8時からの試合はさすがに寒い。
そんな厳しい条件でも11人のメンバーが集まってしまうところが、
いかにも野球馬鹿の集まりだな〜と実感する。
相手チームはもっと人数が集まっていて、さらに感心する。

カーティシーはチキンズ杯4位。
最下位に沈んだウインズだが、あの手の勝負は時の運が多分に絡む。
そもそも、獣の多いウインズは冬が苦手である。
春からが本番! この試合もエース曰く
「チキンズ杯お礼参りシリーズ」の緒戦とのこと。
これから1年かけて、チキンズ杯の上チームを潰していくそうだ。
となるとなおさらここでつまずくわけにはいかない。
いつものように飄々としつつも、エースの試合プランはガチモード。
投手4枚を繰り出して勝ちにいく。

初回、エースの立ち上がりは今ひとつ。四球が重なってちょっとピンチを迎える。
だが、バックが堅い守備で最少失点で凌いだ。
しかし、2回もエースは調子が掴めないまま。
加えてライトのまずい守備でピンチを広げてしまい、
相手に追加点を許してしまった。
攻撃でも、伸びのあるストレートを投げる相手ピッチャーを打ちあぐねる。
3回、嫌〜なムードを一撃で振り払ったのは、4番・マツの一撃!
ヒット、四球でランナーが貯まっていたのも幸いだった。
どデカイ一発で一瞬にして同点。見事としか言い様がない。
4回から、ウインズは小刻みな継投。
速→軟→速と投手の異なるタイプを交えることで、相手のタイミングを外す。
相手は1枚で踏ん張り続ける。終盤になっても球威に衰えは見せなかったが、
さすがに3巡目ともなると上位打線の目が慣れてくる。
ヤマナカさんの上手く押っつけた右打ちや、モックンの内野安打でランナーを貯める。
ここで再び4番マツ。
前の打席でホームランを打っているので、大振りにならないか心配だったが、
マツにはそんなの関係なかった。元々、彼は大振りしかできない。
大振りオンリーの『バカバット』であっても、そこは4番の風格とでもいうべきか。
1、2の3で振り抜いたバットは、球威でやや押し込まれたものの、
ライト方向へボールを大きく舞い上げる。儀飛には十分な距離だ。
最終回は、最近大きく曲がる球を覚えたと噂されるモックンがきっちり締める。
僅差ではあったが、見事にお礼参りシリーズの初戦を勝利で飾った。

この試合は「4番の仕事」のひと言に尽きる気がする。
「ここで1本が欲しい・・・」という場面で打ってくれると、
決定的なまでに流れが変わる。そしてその流れを確実なものにするためには、
守備でエラーをしないことが大切。
今回はそれがしっかりできるメンバーが集まっていた。
歯車がキチッとかみ合った、ウインズらしからぬナイスゲームでした(笑)。

緊迫した好ゲームのあとは、さあみんなで祝杯を。
と行きたかったが、さすがに朝の10時では夜の街へ繰り出すわけにもいかず。
5人ほどでビールが飲める喫茶店で祝杯をあげ、早々に切り上げました。

文責:TOM#51


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