10/1/30 ぐすく戦

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■1月30日(土)ぐすく戦

 開幕戦を白星で飾ったウインズ。今年2戦目の会場は決まっていたものの、人も揃わず相手も決まらずでどうなることやらと思われたが、事務局G選手の奮闘で、ようやく開幕戦に続いてのぐすくチームとの対戦が決定。そして、試合ができることが決まるや否や、参加表明者が急増、助っ人のお二人を含めて15人の大所帯となった。前人未到?の開幕2連勝をかけ、まず人数では圧勝である。
 レフト後方で自主トレ中の岩村と高津を横目に繰り広げられたこの試合、もっとも気をはいたのは、昨年のMVP男・大久保団長だ。「MVPよりもTシャツが欲しかった〜」という思いをぶつけたのか、しまんちゅ選手を塁に置いて、見事にホームラン。これに勢いづいたウインズ打線、初回に打者一巡しちゃうのかという猛攻で4点を奪う。さらに、3回には団長が2打席連続ホームラン。早くも昨年のホームラン王記録に並んでしまった。本人曰く、2打席目のような間を抜けたホームランはホームランとは思っていないそうだが。わけてほしいものです。
 この回、3番モトキ選手もレフトの脇をするっと抜けるホームランを放つなど、またまた4点。8対0と大差をつけたのだから、見事なものです。
 ところで、この日の打線の特徴的だったのは「上位が打って、下位が倒れる」というまるで明訓高校なマンガ打線っぷり。7番以降でヒットを打ったのは、後日某Gへの就職が決まったKK選手と、体の調子がいまひとつながらもかけつけてくれた菅原さんのみ。誕生日の父のためにヒットを打ってこいと母親に命じられていた私WHOは見事にセカンドゴロ2本(出塁はできたけど)を打たされ、三振王だけが着ることを許されるピンクのバスローブを手放したくないコウチ選手はこの日も快調に三振2つを記録。6番までは17打数9安打だったのに対し、7番以降は15打数2安打という、水島作品に出てくる下位打線顔負けの迅速な試合進行ぶりだった。いやいや、見事なつながりというのは、こういうことではないでしょうか。おかげでオマケで投げられたし。初めて打たれる快感を覚えたうえに、最後は試合進行を妨げましたが。
 さて。そんなオマケ投手の話はどうでもいい。この日はホンモノの投手陣も打線と同じく冴えていた。先発のエースはキャプテンとの100歳バッテリーで毎回奪三振(振り逃げ)を記録。3回をほぼ完璧に抑える。さらに、モトキ選手も反則的な速球と変化球のコンビネーションで2回をゼロに。3番手のしまんちゅ選手こそ、同郷の投げにくさがあったのか、加藤さんがボールと一緒に徐々に小さくなっていったホームランなどで失点。とはいえ、見事な横綱相撲で逃げ切り、開幕2連勝を決めた。この調子でいけば、今年は給金直しができるのではないでしょうか!
 そして、そんななか飛び込んできた横綱引退というニュース。思い返せば、10年と少し前の高知新聞に、プロレスの世界へ進むことになった野球部員が、馬淵監督にヘッドロックかなにかをかけている写真付きの記事が掲載されていた。その部員は、第日本プロレスの関本大介。同じ記事で角界入りしたことが伝えられていたのが、関本とともに筋トレをしていたというドルジこと朝青龍だった……はず。ああ、なぜに引退。この空虚感を何で埋めればいいのでしょう。なぜ初場所の優勝パレードに行かなかったのか、自分を責めている次第です。もうショックで30日の試合があまり思い出せないのです。心の穴を埋めるもの、それはもう草野球しかありません。草野球なら試合後に泥酔しても大丈夫! 草原の少年、いつでも歓迎しますよ! おごってください!
(ペン:WHO)


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