10/4/29 ホッピーズ戦

試合結果> <アルバム> <その後>募金400円

■4月29日(祝)ホッピーズ戦

 開幕連勝がストップし、連敗街道を走ることになったきっかけの場所、平井。行きつけの飲み屋ができたにもかかわらず、いまだこの地で勝ち星がないウインズ、今回が3試合目である。助っ人の加藤様と岩水様の協力も得て12人が揃った我等の対戦相手はホッピーズ。なんだか大宮のあのチームを思い出させるこの名前だが、ウインズと比べるとはるかに若いメンバー構成。女子もいるし、うらやましい。で、ユニフォームはよりどりみどり。整列のときによく見ると、ホッピーズのユニフォームだけでも2種類あるじゃないか。ビジター用とホーム用? いや、それだったら統一しているはずだし。まあ、いい。
 ホームからレフトへものすごい風がふくなか、ホスト役/マサさんがグラウンドの場所を勘違いしてたなんてアクシデントも乗り越えて試合は始まった。初回、表の攻撃をゼロに抑えたその裏、いきなり打線がつながる。エースと「グローブがどこかにいってしまった男」こと財津が、風がなくても越えていたであろうレフトオーバーの長打。あっさり3点を先制する。相手の立ち上がりをついた、見事な攻撃。結果として、この3点がのちのちものを言うことになるのである。あ〜、しかし、それにしても、なんというか、回が進むごとにあの悪夢をかかなきゃいけないと思うと気が重い。なんでイカせてくださいなんて言ったのだろうか。そして、なぜヨンスポを明日あげますなんて言ったんだろうか。いまは明日なのだろうか。もう明日ではない気もする。
 そんなことは置いといて、二回表、ムラケンさんの「とりあえず返しとけ」的なショートへ送球がそれてしまい、1点を献上。さらに三回には、キャプテンからの盗塁阻止の送球がそれ、さらにはそのカバーに入ったコードネーム「当日の風よりももっと強い風をチーム内に吹かせようとする発言をする男」ことマサさんもボールをそらし(ん?)、さらにはムラケンさんからもボールは逃げ、もう1点を献上してしまう。うーん、ちょっと嫌なムードだ。
 しかし、そんな雰囲気を帳消しにしたのがその裏の攻撃だった。相手投手がほどよい速さなのもよかったのか、コードネーム「おかわりさん」こと財津のホームラン、さらには風をうまく利用した安打などで一挙6点をゲット。試合を決めたといってもいいだろう。いや、この日は一度決めたことを覆すやつが一人いた。誰とは言わないが……。
 そんななか、4回にも元リトルリーガーの助っ人岩水様のヒットをきっかけになんやかんやで2点を追加する。守備のほうでもエースが「左手は添えるだけ」という呪文にも負けず、4回を投げて被安打2と見事なピッチング。5回からは、病み上がりのボートさんが登板し、病み上がりとは思えないピッチングで三振の山を築いていく。ほれぼれとしたピッチングだ。
 そうして迎えた7回、バカが登板。なにが起こったのがしらないが、2三振を奪ってあと一人までこぎつける。が、ここから相手チーム曰く、ノリがおかしくなる。いつもの四死球王が現れ、一気に6点を献上(序盤の2点も含め、今日はあげた点ばっかり)。「このままじゃエースの勝ち投手の権利を剥奪してしまうのではないか」と誰もが思っていただろう。そんなムードのなか、登板前は自分から「イキます」と言ったクセに、足がつったと言い出すバカ。あとで本人に確認したところ、最初の満塁の場面で、肉離れ寸前のようなハリが出ていたらしい。もちろん、言い訳でしかないので、オフィシャルコメントは「腹を切りたい」にしておこう。
 とにかく、金本ばりの勇気をふりしぼってマウンドを降りたバカのあとをうけ、ボートさんが再び登板。ホールドとセーブをものにすることになった。救援というよりは救命である。「ほんとうに神様に見えました。ありがとうございます」byバカ。
 以上、私、バカこと負け選手ことミヤタがお届けしました。ちなみにホッピーズのみなさん、最終回の乱調はノリがおかしくなったのではありません。あくまで2三振を奪った部分がノリがおかしくなっているところで、その後はいつも通りです。
(ペン:WHO負け田)


10ヨンスポバックナンバー