11/11/27 ビッグベアーズ戦

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■11月27日(日)ビッグベアーズ戦

 ビッグベアーズ=大熊さんチーム(本当は大隈さん)とは、もう何度試合をしただろうか。結成が同時期で、1991年くらい? つまり今や20年超。年間5試合やってたら100試合。すでに、あの伝統の巨人−阪神戦より多いのではないだろうか。いや、ないだろう。
 話は少々逸れるが『朝日新聞』が「市民とスポーツ」という世論調査をやっていた。WINSメンバーの誰か、ひとりでも面接を受けただろうか。いない? ということは、朝日得意の捏○ウかも知れないが(『声』の欄も怪しいよな。あと沖縄のサンゴ礁)、こんな結果になっていた。
 しているスポーツ1位、ウォーキング。
 それ、スポーツ?
 2位のゴルフはまあいいとして、3位がジョギング、ランニング。
 そのあとゲートボールがあってジムの運動があって、ようやく6位に野球だ。そのあと体操、テニス、水泳、サッカー&フットサル、バレーボールと続く。
 うーん。
 ヒトさまのやっていることにケチをつけるのもナニだが、みんなスポーツというものをまちがえてない?  どうも今の人たちは、スポーツを三国連太郎と八千草薫がCMをしている皇潤かなんかと一緒にしているようである。
 健康のためにスポーツをする。
 違うなー。
 ここであえて断言してしまうが、キング・オブ・スポーツはボールゲームでしょう。
 陸上、水泳、格闘技、そのほか体操、近代五種等々ファンのみなさん、ごめんなさい。
 とくにわれわれのような草スポーツ好きにとって、球をあつかうスポーツほど楽しいものはない。
 その理由は、偶然性にあるのでは? どこに転がっていくかわからない丸い球をわざわざ使ってゲームをする。この面白さ。ラグビーやアメフトなんて、なんであんな形の球なのか。バカすぎる。
 で、その偶然性が面白いというのはどういうことかというと、身体能力やテクニック、経験を超えた要素(偶然性)が、ゲームを大きく左右することがあるということです。
 野球でいえば、エースのいい当たりが野手の正面をつき、ゴローのどんづまりがポテンヒットになる。その偶然の素晴らしさ。
 もちろん、草野球をやっている人はこんなことはよーく知っているだろうけど、たまにはあえてこうして自分たちのやっていることをきちんと言語化して(ん? きちんとできてるか?)、草野球愛をさらに深めましょう。
 だって、たとえば52歳のエースが草100m走に挑戦するとします。真面目に練習すれば、多少走力は上がるでしょう。タイムが縮んで、どんどんどんどん9秒台に近づいていくのを楽しむこともできる。福島千里のアメンボ走法をマネて坂道をコロコロ転がるように走って、楽しかったりもするかもしれない。
 ……あっ、関係ないが、WINSの場合、監督とかカトーさんとか、坂道を転がるどころか前にも進まず、どんどん天国への階段を上っているように上へ上へ浮かんでいくタイプの走りをする選手が多いですね。
 とにかく、草100m走に挑戦したって、偶然誰もいないところに足が下りてタイムが短縮されることもない、日々の努力がなければ上達しないのです。
 草相撲をやって、うっかりもろ差しになって稀勢ノ里を寄り切るかもしれない。でもそれは、ゴローがソフトバンク内川相手に投げてアウトを取るより、遙かに可能性は低いでしょう。ネイマールのPKをカトーさんが止めるというシーンだって、カトーさんが100m走で福島千里に勝つより、遙かにあり得る。
 つまり、スポーツの楽しさ、とくに草スポーツの楽しさって、偶然性を多分に含んだゲームに一喜一憂するところにあるんじゃないでしょうかねえ。それが人生を豊かにするんじゃないでしょうかねえ。健康とか技術力の向上なんていうのは、あくまでそれに付随するものなんじゃないでしょうかねえ。
 だからシンタロー!! 五輪招致に金かけるより、都内の草野球場をもっと増やせよ!! 民主党も、意味なくでかい議員宿舎なんかみんなグラウンドか体育館にしろ、ボケ!!
 で、長々と何が言いたかったかというと、WINSとビッグベアーズが長く対戦を続けてこられたのは、お互いのチームが、こういった諸々の、ボールゲームの面白さ、草野球の面白さをわかって楽しんでいるからなんだと思うのです。
 今回の試合でも、たとえばビッグベアーズの二塁手が見せてくれた、見事なキンタマキャッチ。お見かけしたところあの二塁手は、まだ若く体力がありあまり、運動能力もあるが野球経験そのものは少ない、そんなプレーヤーではないだろうか。
 その正面に強烈な当たりが放たれる。体力のある若者特有の獣の本能でグラブより先にキンタマが出てしまうという、プロ野球ではありえない守備。すばらしい。それでしっかりアウトにするんだから、敵ながら拍手を送るしかない。
 草野球をやっていてよかった。
 WINSも、カーテシィ戦の9回3安打という貧打とはうってかわって、集まった13人ほぼ全員安打(3名除く)という、猛攻ぶり。
 これはべつにWINSの技術力が上がったとか、相手ピッチャーがカーテシィに比べて劣るとかではなく、たまたまだろうなあ、やっぱり。
 今回は、大吉コモドアーズからJJ選手とノブ選手が助っ人参戦してくれて、ふたりのヒットで勢いがついたというのもあるが。
 あっ、Gが風邪気味のために途中からノブ選手が捕手をつとめ、そこから島ブクロー投手の投球のテンポというかリズムというかビートというかハーモニーというか……が、よくなったのも見逃せない。
 ちなみにこの試合の前、落合中央公園野球場のコモドアーズと偶然そこに居合わせたチーム(いや、偶然というか、その前の時間帯に試合をやっていた)との対戦には、スターウォーズ軍団長とカトー選手が助っ人参戦。エースは臨時アンパイアをつとめた。
 1試合まるまる裁いたのだが、相手チームは知らない人たちだし、なんか緊張したなー。野次も飛ばさず真面目に草野球に参加したのは初めてだったかもしれない。でも、けっこう楽しかった。……これで第二の人生も決まったか?
 もうひとつちなみに、今季、あげまんパワーで首位打者街道を驀進する“ちっちゃいバッグの男”ミヤタ選手のお母さんが、ヨンスポを見てこう言っているそうだ。
「料理の写真が、いつもおいしそうよねー」
 えーっ、そこか。
 しかし、それほどまで熟読してくれている読者が存在するとは。しかも、遠く高知の空の下で。ありがたや、ありがたや。
 過去に名作が多数残っている“グルメ”コーナーの復活が待たれる。

ペン=本紙エース


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