13/12/7 DICAM戦

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■12月7日(土)DICAM戦

今年も終わった。無事終わったとみるか、命からがらなんとか終えたとみるか。
 最終試合のこの日、DICAM戦も6対13と大敗を喫し、今季の成績は26戦7勝19敗。産経マルハ太平洋クラブライターロッテメッツかと思わせる戦績である。
 ここ数年、13勝12敗、10勝12敗1分、8勝9敗2分など、ちょっと負け越しorちょっと勝ち越しでクライマックスシリーズには進出できそうな勝敗だったのだが、これは2009年シーズン7勝14敗2分以来のていたらく。
 ま、そう珍しいことでもないということですかね。
 サラダ選手が昨年四国に旅立ち、今年のシーズン途中でブクロー選手が沖縄に里帰りと、主力選手を2人失いながら、しかも長らく監督杉本およびキャプテン中泉不在の中、26試合もやりとげたということは、自分で自分を褒めてあげてもいいかもしれない。
 とくに、人数も相手もいないのに無理やり試合を組んでわざわざ大敗するという奮闘ぶりを見せた事務局ゴローは、自分で自分を慰めてもいい。いつもやっているとは思うが。
 今季はこのヨンスポも、なかなか発行されなかった。
 情けないことである。毎朝、ヨンスポが届くのを楽しみにしている読者に、なんと言えばよいのでしょう。
 東日本大震災の直後、輪転機が水没しながら、濡れなかった新聞ロール紙にマジックで手書きの新聞を作って避難所に貼りだし続けた『石巻日日新聞』を、少しは見習ったらどうだろうか。
 どうなんだ、カトーさん!! 
 あんたは原稿を書いて印税ガッポガッポな生活をしているんじゃないのか。金の入らないヨンスポには書かないというのか。大久保選手も、同業なのでは? ゴローだって、以前は誰も読まないイラストコラムなど書いていたのでは。ヨンスポくらい、3日もあれば書けるだろう。……新聞にそんな時間をかけてどうするかという問題もあるが。
 さて、今季の思い出といえば、なんだろう。
 「ユニフォームは作りません!」と謎の宣言をする新人、西川選手の参加。
 元ロッテ立川選手率いる麻布おもいやり軍と対戦し、1対21と当然のごとく大敗しながらも、その立川選手の投球を二塁打した事実を、自分で一生語り継いでいこうと決意したエース古矢。
 WINS最年長カトー選手が打った、人生55年目にして初めてのホームラン!! 
 サードを回ってホームに向かうカトー選手の横をチーム全員が、つぎはぎだらけのユニフォーム姿で泣きながら並走したのも、今となってはいい思い出だ。
 そして、コアラくんことセカンドMASAの全身イップス。正面を襲うライナーは、仰向けにすっころんでスルー。マトリックスか!! 
 あるいは、あら不思議、グラブを構えているのに、その構えたグラブを素通りする打球。デビッド・カッパーフィールドか!!
 送球は地面に叩きつけ、コンタクトは落とし、飲み会では靴下を脱いだ素足をいじりまくり、楽しいときにはテーブルをバンバン叩くという、どこの国の人かわからないジェスチャーをするMASA。
 死四球病で立つ鳥あとを濁しまくったブクロー。
 ビーチポークとかチーム鮪とかジャガチーズとか、おいしそうな名前が多かった相手チーム。
 最終戦惨敗のあとのドロドロな宴会に、突如天使のように舞い降りた、今やWINS唯一の応援団かもしれないカスミンfrom『のらくろ館』。
 「緑茶がないから買って帰って来て」とミヤタにメールを送ってくる、嫁コマコ。
 嫁はじめ3人もの美女軍団を引き連れてきて、さすがチーム唯一のオシャレ業界勤務者と、あらためて人の話をまったく聞かずに空返事をくり返す姿勢を問われた村ケン(文章めちゃくちゃ)。
 フライはなんとかキャッチするものの、バウンドした打球は必ずグラウンドの奥の奥へと蹴り込んでしまう、元サッカー少年・村上1号。
 初の首位打者獲得ばかりか、ゆず湯用のゆずを選手に大量配付し「ひょっとしてMVPも狙ってる?」と疑惑の目を向けられているTOM選手。
 「親切な人だなと思いました」byエース古矢。
 打撃各部門トップの可能性を残しながら、その争いを尻目に(尻に目?)、最終盤の試合になぜか参加しなかった、奥ゆかしいH2選手。
 WINSナインにしては珍しくちゃんと家族がいるせいか、試合のあとの反省会に参加せず、「じゃあ、また!」と爽やかに帰宅することが多かった島田選手。あっ、もし家に帰っていなかったらどうしよう……。
 そのほか、5試合参加のコサッキー、2試合の山中選手=ボートさん……と、いちじるしく参加率が低くなった連中は、やはり家庭が幸福なためだろうか。野球ができないような家庭なら、そんなもの崩壊してしまえ!! 
 いや、冗談です。
 家庭が幸福じゃなくても姿を現さない某監督とか、親娘で俳優業に精を出すパパ山崎のような選手もいるし。
 キャプテン中泉や確かな右翼も生きているのだろうか。
 ちなみに、WINSオーナーになる噂もあったユカリ選手(男)は、最近やたらと飲んでいる。本人曰く「こんな人間じゃなかったはずなんだけどなー、俺」。もう買収資金は尽きてしまったかも。
 そして、いまだ助っ人枠でありながら6試合に参加してくれた、どグサレ球団の湯一路選手。来季は沖縄移住の噂もちらほら。
 となると、どうなるんだ、どグサレ球団。やはり吸収合併なのか。
 とにかく2013年、WINSのレギュラーシーズンは終わった。
 恒例の紅白戦は、今年も実現できるのか。
 それにしても、汗びっしょりです、猪瀬直樹。
 おかげで、ああ助かった、みのもんた。
 そんなことより、特定秘密保護法案。
 忘れちゃいけない、脱原発依存。
 人生いろいろ、WINSの夢は夜ひらく。23日は盛大な納会に。

ペン=本紙エース


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