06/6/24チューナマヨッツ戦

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■6月24日チューナマヨッツ戦

絶対に負けられない試合がある。
同じ失敗はなんどもくり返すわけにはいかない。
守るべき大切なもの…それは“誇り”

という事で迎えたで毎月1、2回、恒例のチューナマ大合戦。
エースの不参加によりこの日マウドに上ったのは前回登板で火だるまになったあの男。
ひそかにリベンジの炎を燃やすあの男。
こんなに早く先発のチャンスをくれた神に感謝しつつ、誰よりも負けられないと思う崖っぷちの男。
ゴローである。
ここで失態をおかしたらまさしく後がない。

いつものように後攻をとり、緊張の中、まっさらなマウンドに立つゴロー。
前日からくり返し行ってきたイメージトレーニング。
勝手知ったるチューナマ戦、まずは1番のあの男、好打者タオル頭くんを抑える事だけに集中するゴロー。
渾身のボールをタオル頭くんに投じると、あたりは強烈だがファースト正面、本日ファースト松坂のグラブに打球がおさまり、そのまま一塁に。
好打者タオル頭くんを見事アウトにしたこの瞬間、この時、今日の勝利はほぼ確定していたのかもしれない。
すべてはこの一打席に要約されていたような快心の投球だった。らしい〜

今日のウインズは守備が光っていた。
途中、暴投などでピンチをまねくも、崖っぷちのゴローを救うべく要所に飛び出す超美技の数々。
本日のホットコーナーサード杉丸が再三の難しいフライを2度もスーパー好守。
ショートユカリもセンター前に落ちようかというあたりを、体勢を崩しながらもスーパー好守。
負けじとムラケンもセンターフライを行き過ぎちゃっての必殺イナバウアー好守。
ライト吉川マネまでもが痛烈なライト前ゴロを体でとめる好プレー。
その後のムラケンへのバックパス連携送球は不発に終わるも、とにかくナイスプレーの吉川マネ。
吉川マネまでをも巻き込み、なぜか集中していたウインズ守備陣。

結局、タオル頭くんには2安打(当球団記録上)はされたが、バックの助けも大いにあり、6回まで3安打(当球団記録上)2失点と、とにかくナイスピッチをみせたゴローちゃん!
これで皆んなからの信頼度も少しは上がったはずだろう…。はずだろう…。はずだろう…。(×5)

しかしエースがいないと好投をみせるゴローちゃん。
なにか因果関係があるのだろうか?

対するチューナマは先発に前回ナイスピッチの軟投派投手、板倉氏が上がる。
ある程度予想していたウインズナインが借りを返すべくのぞむも、先頭打者杉丸が強襲ヒットで出たあとが続かず、三番ユカリのショートゴロで2アウト。
またやられるのか…。と思ったその時、審判中泉のアウトのコールにランナーも納得のその時に、一人セーフと異議を唱える男。
板倉氏曰く「味方の中に敵がいた。」と言わしめた、チューナマファーストの正直者、ひょろりさん(当球団推定名称)が、なんと自ら自分の足が離れていてアウトではなくセーフであると、全員が従わざるえないほどの断固たる信念の主張をしたのである。
草野球をやるすべての人に見習ってもらいたい、チームの勝利をどがえしした、草野球史始って以来の正直宣告。
2アウト三塁と思いきや1アウト一、三塁。
これはピッチャーにとっては酷な話かも知れないが、しかしこれは美談である。
これをきっかけにウインズが初回2点とったとしてもこれは美談なのである。

その後、ひょろりさん(当球団推定名称)は二塁ベース付近でコンタクトを落とし試合続行を危ぶまれたが、正直者の巧妙か、まさかのサード杉丸のファインプレー奇跡的なコンタクト発見で事なきを得た。
やはり人間正直に生きているといい事がおこるのか?これもまた美談である。

そんなこんなで、今日のウインズは打線も凄かった。
お父さんの痛烈レフト前安打と、右への絶妙のエンドラン2塁打。
ばかばっと松坂は、ばかっ振りが功をそうした内野ポテンヒットを含む2安打の活躍。
最近不審のキャプテンやゴローまでもにヒットが飛び出し、
とにかくチューナマ三段スライド投手陣に、打線がまさかの大量14得点の猛攻撃。

最終回、12点差ときびしい?場面でストッパー宮田が上がったが、余裕の?7失点で軽く?チューナマ斬り。
磐石の?スットパーぶりをみせつけて締めくくる快心の?勝利。

とにもかくにも勝利したウインズナイン。
試合後はいつものように大宮の街にくり出すおなじみのメンバー。
勝利での浮かれっぷりが心配だ〜!

ということで、その後の夜のウインズは1軒目におなじみ串焼きのかしわや。
2軒目はS丸氏お気に入り愛想のいい店員さんがいる例の ビアガーデン。
最後はウインズメンバー田辺くんのラストナイトということで、神楽坂のM'sバー。
久々に田辺くんにあい一盛り上がり、きりが無くつづく飲み会に
とにかくノリノリのMケンを筆頭にS丸さん、M坂くんをM'sバー残し終電1本前で帰るユ○リさんとGくんは心の中でつぶやいた。
「田辺くん、ご苦労さま。そしてありがとう。ボクたちはキミの事は決して忘れない。最後に、あの三人をよろしく…。」と

(本紙・編集部)

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