09/7/4 神宮セラーズ戦
<試合結果>
<アルバム>
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募金400円
■7月4日 神宮セラーズ戦
製薬会社の利益のためにウィルスがまかれているだとかそうじゃないとか、
植草さんの実刑確定は正しいとかおかしいとか、
軍産複合体の利権のために戦争やテロ、911が捏造されているとかされてないとか、
原発を正当化しよう、エコ製品マーケットを創造しようとありもしない地球温暖化運動が推進されるとかなんだとか、
抗がん剤、放射線、手術という癌三大治療は単なる医者の儲けのために存在していて、実はその効果は無効であるとかそうじゃないとか、
いろんな謀略、暗いニュースが溢れ、
何が真実なのかがもはやわからなくなってきてしまったこの世界において、
そんな世界を元気にするのは、やはり
「笑い」「感動」「愛」。
それこそがWINS創設時に創設メンバーが誓った球団理念!(そうあってくれ・・・)
そう・・・、俺達はただの野球人じゃない。
勘違いしちゃいけないんだ。
それはその道のプロであるイチローや定岡に任せておけばいい。
「笑い」「感動」「愛」。
俺達はサーカスだ。
そう、俺達はシルク・ドゥ・ソレイユ(四谷支店)なんだ。
7月4日(土)19時開演のステージでは、
公演期間中であっても、お客さま視点で常にステージプランを変更していくという、変化対応型のステージ運営を行う本家シルク・ドゥ・ソレイユの教えに添って、心機一転、四谷支店も6つの新しい技に挑戦した。
まず一つ目。
村上さんの、センターフライを思いっきり落球し、ひっくり返って転倒しつつも、地面すれすれでもう一回取って、わずか0.5秒の間に、
「仲間の諦めと相手チームの喜び」→「仲間の感動と相手チームの落胆」
に切り替えさせるという、
ただのアウトよりも、仲間への感動と相手チームへのダメージを与えることを考えて実行された、
同じアウトでも工夫をする、それが知恵ってもんだよ
「劇的ビフォーアフターシルク・ドゥ・ソレイユ」(なんかそんな感じ)
二つ目。
杉本さんの、レフト方向に飛ばすっぽいスイングと見せかけつつ、しかし完全に振り遅れながら詰まりながら、一瞬自分をも「あれ? どこいった?」状態に落とし入れつつライトにもっていくという、
とぅえんてぃーほー並みの自分と仲間を裏切りつつも最後は結果を出すという高度なライト前、
「ジャックバウワーシルク・ドゥ・ソレイユ」 (さすが四谷支店の4番)
三つ目。
大久保さんの、サードファールフライダイビングナイスキャッチ後、飛び出したサードランナーをすばやい送球でアウトにし、きっちりダブルプレーを成立させたにも関わらず、もう全くもって完全にその模様を見ておらず、完全に油断しきっていた審判が急にジャッジを求められて、
パンツ一丁で玄関のドアを開けたら5万人の観客がいましたみたいな状態になって、
あわてて一か八かで「セーフ」と言ってしまってどっちらけになってしまった、
「セーフ」とコールしたはいいがみんなからのクレームが本気っぽかったからアウトだったんだなぁ
「本音はアイムソーリー シルク・ドゥ・ソレイユ」(ちなみに審判もうちのキャストです)
四つ目。
ファーストフライを杉本さんが捕れないフリをして捕れなかった(もちろん本当は捕らなかった)のを見た走者が、ボールが転々としている間に激走を見せ、二塁ベースを蹴って三塁を目指した瞬間、中村くんがサードにレーザービームで、タッチアウト!
二塁までにしとけばね、
調子に乗るとレーザービームが飛んでくる 、
なんでも調子にのったらあきまへん、
「おかんの愛のムチシルク・ドゥ・ソレイユ」(直接ビンタじゃないだけ良かったんだよ)
五つ目。
試合後の空いた時間の非公式試合の乱調で相手を元気づかせて終わる、ただの勝ち逃げはしない、
そして仲間にも「俺達は強いんだ」と勘違いさせない、
ちょっと大人な轟の、
人生は結局いってこい、プラマイゼロなのさ、
「勝って奢らず負けて腐らずシルク・ドゥ・ソレイユ」(賞賛から抜け出すにはただひたすらにコツコツ目の前のことをやるんだ・・・byアインシュタイン)
そして六つ目。
一番の大技。
はっきり言って本日の相手ピッチャーがかなり良く、誰もが勝ちをあきらめつつ迎えた6回裏、
2-1でWINS1点ビハインド。
相手ピッチャーはさらに尻上がりに調子を上げ、球威も増している様子。
なので、あっさりツーアウト。
バッターここまで珍しく2三振の大久保さん。
今度こそはとなんとか打球を前に飛ばしたがイージーなレフトフライ。
「あ〜、やっぱ今日は勝てんな〜」
・・・ってみんなが思うまでが、六つ目のお膳立て。
ここから本日のシルク・ドゥ・ソレイユのクライマックス。
打った打球をなんと相手チームレフトがエラー。(相手レフトもうちのキャストです)
ランナー1塁。
続く二番は轟。それまでは左打席で二打席凡退。
ここ一番で右打席に入ることで「お、右に変えたぞ、なんかあるのか?」と思わせるんだけど
特になにもないんだけど、演出だからあるっぽいってことでいいんだと思う。それが演出。
初球、いつものように大久保さん盗塁でランナー2塁。
しかし、あっさりツーストライクに追い込まれ、なんとかカットしたりするんだけど、打てそうにない。
なかなか速いし、緩急もあるし、コントロールまでいい。
こうなったら、決めうちだ。
最後は気持ちを集中して決めた。
「速い外の真っ直ぐを右方向に」
轟はこれに賭けた。
そして来たのが見事に抜いた球。
しかもインコース。
「真逆やん」
しかし人生、何が幸いするかわからない。
そう準備していたことで思いっきり「左」方向にジャストミートで大久保さんが生還し、なんと土壇場で同点。
本日助っ人でキャッチャーやってもらうのに、レガースとかはあるのに、一番大事なキャッチャーマスクを忘れてきちゃって(マスクを窃盗したのもキャストです)、相手のマスクを借りつつ、キャッチャーマスクに付着する相手選手のDNAから相手の戦力分析を試みるという、これまたCIA並みの若干やりすぎの戦力分析を試みてい た湯一路選手が、この日最終打席で、戦力分析も終わってたので見事に続き、これまたレフト方向に快心のあたり。
しかも三塁打で轟が生還。
逆転。
そして4番杉本の前述した「ジャックバウワーシルク・ドゥ・ソレイユ」。
湯一路選手が帰ってダメ押しの追加点。
ピンチを演出してから、一気にたたみかける、
同じ勝ちでもインパクトのある勝ち方、
お客さまに喜んでもらえる勝ち方を追求した
「本家このやろう! シルク・ドゥ・ソレイユ」 炸裂!!!
7回表の最終打者をこの日7回を二失点で投げきった島袋くんが
見事三振に切ってとり、試合終了。
ナイスゲーム。
轟は帰ってかみさんとうまいビールを飲みました。
・・・が、野球の話は飲み始め5分で終わり、
全然違う話をしながら飲んでましたとさ〜。
あらためまして、
野本さん、助っ人ありがとうございます。
野本さん、よくあの速い球をバットに当てましたね。
構えも様になっています、すばらしい。
加藤さん、ナイスヒットでした。ホントそれまで島袋くんのタイムリーだけで
お寒い中、貴重な安打でしたね! ナイスバッティング!
湯一路選手、最後キャッチャー疲れさせてごめんなさい。
そして、ナイス逆転タイムリー三塁打!
中村くん、レーザービームもあったけど、チーム3本目の貴重なヒット、ナイスバッティングでした!
島袋くん、7回まで本当にナイスピッチング。一回を抑えたのが良かったね。 あと右方向へのシブい先制タイムリー二塁打も良かった! さすが。
村ケンさん、ゴローさんの代わりお疲れ様です。ありがとうございました。俺は村ケンさんのヨンスポがとてもホスピタリティ溢れててファンですよ!
コウチさん、コウチさんのバリバリの広島弁を聞くとなぜか落ち着きますけー。今日はヒットなかったけど、
センターフライはあたりも悪くなかったし、そもそも毎試合結構きちんとミートできてますもんね、見習います!
宮田、あきらかなショートフライを「レフト〜!」って言って走らせてごめんね。でも、いくつかの守備機会、無難にナイスキャッチでした。宮田の人生かのような無意味に粘ってた打席が印象的でした。
あと公式審判員みたいな格好で試合終盤に現れた「某」さん、
試合とは関係ないですが、9月の件、ありがとうございます。
あとは触れたからいいか。
さて、次回公演に向けて、皆さん新しい技を考えて練習しといてくださいね!
(本誌=轟さん)
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