11/1/30 大吉コモドアーズ戦

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■1月30日(日)大吉コモドアーズ戦

2011年シーズン開幕後1ヶ月で早くも第3戦。開幕4連勝というウインズ史上に残るロケットスタートだった前年とはうって変わって、ここまで1敗1分というイマイチな戦績。しかも前の試合では終盤に5点差を追いつかれるという悪夢もあっただけに、この試合で勝ち1月中にチームを波に乗せていきたいところである。

この日の相手は強豪・「大吉コモドアーズ」。好投手、好打者を擁し、穴のないチームである。珍しく先攻になったウインズは、先手をとって試合を優位に進めていきたいところである。その思惑通り、1回表、俊足かどうか分からないが毎年盗塁王を争う1番・Gがクリーンヒットで出塁し、早速盗塁。これを2番・H2選手、3番・コサッキーの内野ゴロで返すというなんとも渋い攻撃で幸先良く1点先制。出だし良しである。

一方、エースは1回は快調に0で抑えるものの、2回に強力打線につかまる。ヒット、四球、エラーもからみ4失点。やはり手ごわいチームだ。

2回からコモドアーズは左腕エース・ヤン投手が登板。制球力の優れた素晴らしい投手。大量点は望めない。こんな時は繋ぎ野球で1点づつ返していくしかない。
3回表、久々参戦の8番・涌井選手のレフト前ヒット・盗塁で無死2塁のチャンス。ここで、9番・こちらも超久々参戦のエイトニャン選手兼オーナーと10番・友情参戦の湯一路選手のまさに繋ぎの内野ゴロで1点を返す。1回と全く同じ攻撃であるが、状況、相手に応じたそつのない点の取り方である。これでまだまだ2点差。

4回裏、エースが1点失い、2−5。しかしエースはさすがの老獪ピッチングで試合を作り、ここでお役御免。ここからはまた1点づつ返していくしかない。5回表、先頭4番・団長が、内野ゴロエラーからすかさず2盗、3盗を決める。5番・野党は病み上がりで三振に倒れたあと、迎えるは6番・初参戦の元柔道家・徳田選手。野球経験はなく、全く当たる気配のない空振りであっという間に2ストライク。しかしここからファールで粘る粘る。そして粘った末の8球目(くらい)。ぴったりタイミングのあったスイングで見事レフト前のクリーンヒット!さすが柔道家のセンスである。これで3−5。

5回から登板したGが相変わらずの変幻自在投球で相手に点を与えず(←何気に最近好調です)、流れはすっかりウインズ。6回表、久々参戦で大活躍の涌井選手のセンター前ヒットに盗塁で作ったチャンスに11番・エースの全力疾走が相手のエラーを誘い、遂に1点差。
G投手は、6回裏も危なげなく抑え、最終7回表。先頭は、小さな大打者ではなく、この日は「代打者」のくるくるが駆けつけ早々のレフト前クリーンヒット。この日の展開からすれば同点は間違いなし!が・・・・。次打者に投球する前にあっさり牽制にひっかかり、小さな体のため相手もタッチをするのに手こずるが、やっぱり普通にアウト。。。その後H2選手が四球で出塁するものの、この日はクリーンナップも不発で試合終了〜
なんとも惜しい敗戦で開幕初勝利はこの日もお預けであった。

しかし、エース、Gの好投。涌井選手、徳田選手ら若手の活躍、センター団長の好守など見るべきものも多く、点差を見ても次回に繋がる敗戦であったと言えよう。何より、この日の粘り、繋ぎの野球を続けていけば、自ずと結果はついてくるはずである。
そして、新大久保での反省会は野球以上の粘りであったことは言うまでもない。

(文中敬称略)ペン=本誌 K.K


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