11/4/10 チームカーテシィ戦

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■4月10日(日)チームカーテシィ戦

1分けを挟んで開幕5連敗。1月にシーズン開幕したのに、プロ野球開幕週の4月前半になってもいまだ未勝利のウインズ。それでも5試合目までは3点差以内の惜敗続きで、あと1歩・・という試合ばかりであったが、前試合の大吉コモドアーズは何と5-19という歴史的大敗を喫し、浮上のきっかけさえ掴めない。。このまま沈みっぱなしでも誰の責任問題にも発展しないのが気楽な草野球というものだが、それでもこのままでいいわけはない。

そんな深刻ムード(?)の中迎えた第7戦は今年初戦の相手だったチームカーテシィとの対戦。場所も同じ西戸山球場。リベンジ勝利を今年初勝利にする舞台は整った。花見客で賑わう公園で、世間の注目は浴びない注目の一戦は幕を開けた。

本日ウインズの先発はサラダ投手。この日は立ち上がりから好調。初回は3者凡退。2回、3回はヒットを打たれるものの、ピンチになると速球、スライダーのコンビネーションで相手にバッティングをさせることなく無失点。リズムも良く、文句のつけようのないピッチングである。

良い投球は攻撃陣にも波及する。1回、1番コサッキー、2番シマブクロー、3番サラダが3連打。ここで4番赤団長が打ち上げてしまった・・・と思った打球が誰もいない二塁ベースの後ろに落ちまず1点。その後6番K.Kの三塁ゴロを相手サードが本塁に暴投し2点目。会心の当たりはシマブクローの二塁打のみだったが、この日はツキも味方し幸先良く先制。
2回は7番WHOが内野安打で出て、8番Gも三失でしぶとく出塁。その後2死をとられるものの(*12番ヨシカワの三直は惜しかった!)、コサッキー、シマブクローの共に2打席連続ヒットで2点を追加。4−0。
3回は先頭団長が一失でまたまた出塁。ここで5番H2、6番K.Kの連続長打で2点。さらに8番小さな大打者(*最近は世界初のオーバースロー・サブマリンとしても名を馳せている)の遊ゴロでさらに1点。連敗続きの憂さ晴らしとばかりに、各打者が相手先発・加藤初似の軟投派投手に襲い掛かり、3回で7-0の大量リードを奪ったのであった。今日は行けそう?

しかし、4回はカーテシィも反撃。この日振れている嶋村選手にタイムリーツーベースを浴び初失点。しかしサラダ投手は粘り強い。後続を二飛、三振に打ち取り、ここでお役御免。ナイスピッチング!

4回裏、ここで追加点を入れると相手の反撃意欲をそぐ重要なイニングで、またまたコサ・シマコンビが(往年の)アライバコンビばりに繋がりチャンスメイク。ここで頼れる4番団長がどデカイ1発!今季ウインズ第一号は4番の入団以来通算10号記念弾となり、遂に10−1。勝負有りである。

5,6回も相手2番手、3番手から押し出し、7番カトーさんの得意の右打ちなどでそれぞれ1点、2点を追加。何とウインズ史上記憶にない(記録もない)毎回得点達成である!

守りの方も、5回からは臨時セットアッパー、エースが相変わらずの味のある投球で相手の打ち気をそらし、きっちり無失点。6〜7回はクローザー‘琉球エクスプレス’シマブクローが7回に連打で1点を失うものの余裕の投球で締め、ゲームセット!ウインズやっと今季1勝目を挙げたのであった。

まさに完璧な試合展開。投打ともに各自が持ち場持ち場でしっかり仕事を果たし、全員野球でのウインズらしい勝利であった。カーテシィにもしっかりとリベンジを果たし、気分は最高。あまりの嬉しさに桜の下で記念の写真撮影までしてしまったのウインズナインであった(^^)

・・・・とはいえ、まだ1勝5敗。借金4では話にならない。この日のムードを継続し、ヤクルトばりに開幕連敗スタート後の連勝街道を突き進んでいってほしいものである。

(文中敬称略)ペン=本誌 K.K


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