06/5/20チューナマヨッツ戦

<試合結果> <スライドショー> <その後>

■5月20日のチューナマヨッツ戦の試合経過

 今回の試合のテーマはもちろんリベンジである。
 前回のチューナマ戦、4回表まで楽勝ムード(本来草野球に「楽勝ムード」という 単語は存在しないのだが)も、その裏の守備が破綻。自転車操業的負の連鎖によって 雪だるま式大量失点、これがこたえて逆転負けを喫してしまった。
 守備がガチガチ化してしまった場合、理想をいうならピッチャーが三振を取ってし のぐところだが、なにしろWINSのエースはあの男である。
 死四球も奪三振も1試合に1つあるかないかという超軟投派だ。
 このあたりがわがチームの泣きどころだろう。
 しかも、あの日のキャッチャーは、なぜかG(誰が起用したんだ)。
 極端にうしろに構える捕球スタイル(本人曰く「バットが怖いんですよ〜!」)に よって、低めの球をほとんどボールと言われるし(セルフジャッジはこういうとき辛 い)、ようやく取った三振のボールを大きく逸らし、振り逃げを許してしまう体たら く。
 まあ、いい。
 初参加、「彩の国の小坂」ことフクダ選手も試合後「野球人の血として悔しさが残 ったのも事実」とコメント。
 そういえば今日は、「しばらく投げません」宣言をしていた北九州系サラダ一家の 若頭も、復活を期して参戦だ。
 それぞれのリベンジ。リベンジという言葉はちょっとお便所に似ている。そんなこ た、どうでもいい。
 試合がはじまった。
 が、肝心のリベンジ相手チューナマのベンチがやけに寂しい。
 1、2、3……数えてみると、8人。とるべきタマがたった8コでリベンジになる のか、この試合!?
 聞けば、前日の激しい降雨により雨天中止を予想(当日予報も雨模様)、選手同士 で朝までしこたま飲んでしまったという。
 野球人たるものそんなことでええんか、イタクラ監督!?
 これで負けたら、どうなるんだオレたちWINS!?
 にもかかわらず、1回表、先頭のタオル頭くん(前回大活躍)にクリーンヒットを 許し、その後タイムリーを打たれいきなり1点献上。おいおい。
 しかしその裏、リベンジに燃える若頭が会心の当たりで三塁打。
 続く二番打者は、ヤツだ。Gが黄金週間をすべて費やして制作したヒット企画「実 録・戦後ウインズ裏球団史」(ウラで病の床に伏せるあの男が暗躍の噂も)に異常に 反応する男、S丸。
 WINSの「確かな野党」(でも気持ちはライト=右翼)ともいわれるS丸である 。
 撃ちたい……いや、打ちたい逸る気持ちを抑え、フォアボールを選ぶ。
 なんか違うぞ、今日の打線。
 三番大久保のピッチャーゴロの間に若頭生還(だったか? いや、パスボール?) 。これで同点。
 四番バカバットは久々の野球に小犬のようにコーフンしすぎてあえなく投飛。
 二死。同点までか……。そう思ったところ、この日、前回3安打の実績を買われて 五番に抜擢された村ケンが、しぶとく四球を選ぶ。
 そして、ランナー2人を置いて「野球人の血」を賭けリベンジを誓うフクダ選手が 打席に。
 ゆっくりと左打席に入るフクダ。
 調子は悪くないがよくもないと言っていたぞby茂木淳一。
 なめらかなアプローチ。どうだ、どうなんだ!!
 鋭く伸びたライナー性の打球は転々、右中間!!
 みごとなリベンジ、タイムリー二塁打である。二死からのこの2点は大きい。

 その後は、相手チームの飲み過ぎ嘔吐などもあり一方的な展開。
 さわやかサラダ一家(ホントかよ)の若頭が連続長打を放てば、バカバットも負け じと連続三塁打。
 前回恥ずかしい三振後ろ姿を全国にさらし密かにリベンジを誓っていた270キロ 男(その後285キロを出したらしい。もうやめろ〜)古作も、あいかわらずの恥ず かしいポーズながらレフト前にうまく落とし、めでたい正式入団後初ヒット。
 スケバン軍団ヨシカワまでが、三塁手の頭上を鋭く越えるクリーンヒットを打つと いうおまけつきだ。
 最後は若頭久々の登板で、5、6回を0自責点締め(まあ、5回に四球病をやや発 症。2点は奪われたが)。
 ところで、セカンド争いが激しい小笹とお父さん=山崎はどうなんだ。
 詳細は試合結果のコーナーを見てほしい。
 ゲーム終了後、ショートから強肩すぎて3暴投(4暴投?)のチューナマタオル頭 くんが、ひとり延々とトンボかけをしていた姿が印象に残った。
 さて、次はランナウェイズ戦。
 もうひとつ、大きなリベンジといこうか、三角マークの男たちよ。
 神楽坂のムショから出たという鉄砲玉タナベも呼んだらどうだ、のう、カントク候補&キャプテンさんよ。
 ※編集部注/ちなみに「三角マークの男たち」(C杉作J太郎さん)とは三角印の 東映映画、つまり『仁義〜』などに出ている男優たちのことで、ここでは5月27日( 土)にまだ参加表明していない△印選手とのダブルミーニングとなっております。

(ペン=本紙・エース広能)

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