11/4/29 東京アイボリー戦

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■4月29日(祝金)東京アイボリー戦

2011年GW初日、中止を除けば今年8戦目の試合。
光が丘運動公園はすごく良い公園。

この試合、すごく不運が続いた。

まず投手陣。
先発はエース。
本来なら得意のスローボールにさらにカーブを加える緩緩投球で凡打の山を築くはずが、
たまたま芯をくわれ(それをナイスバッティングとも言う)、
しかもボールが飛んだコースがうまく誰もいないところだったりした(それをヒットとも言う)。
続く皿田もコントロールはそんなに悪くなかったしそれなりの調子ではあったが、
たまたま良いところに打たれつづけた(だからそれをヒットとも言うが)。
そしてたまたま宮田のグローブが破れ、
コサッキーが突き指するというアクシデント(ただでさえキャッチャーやる人がいないのにキャッチャー二人も使えなくしたとも言うが)。
キャッチャーいなくなったので皿田が再びキャッチャーにもどり、
何の準備もしてなかったコサッキーが突如三番手で登板するも
たまたま久しぶりだったため、
ピッチャーの体をなすことに意識を集中せざるを得なかった(内容はええじゃないか)。

次に打線。
相手投手はコントロールも良く特別打ちにくい投手でもなかったように思うが
たまたまこちらの打球は野手のさばきやすいゴロばかり(それを打ち取られているとも言う)。
こちらの安打は二安打でエースの温情内野安打と監督のレフト前(それを一安打だったとも言う)。
二番手投手はたまたま若さもあって四球をくれたりしたが、
でも若さがあるのでたまたまスピードもあり、
三振や内野ゴロとなってしまった(それを抑えられているとも言う)。

そして守備。
これもたまたま良いところにボールが抜けたり
たまたま捕れなかったりしたこと(それをエラーと横文字で言うかもしれん)が
失点につながったりした。

そして審判。
試合前、たまたま光が丘運動公園に来ていた草野球のなんたるかを心得ている
流しの審判小川さんと話し込んでて
4000円でやるよ、という話をもらってたのに
先に決めていた審判で試合開始。
はじまってすぐに昭和の政治家のような振る舞い(それをエラそうとも言うが)を見て
WINSのお笑い野球との方向性の違いを感じてしまった。
「昭和の日に依頼した審判は二度頼むな」という
「秋茄子は嫁に食わすな」みたいな言い伝えが古くから草野球界にはあるので
もう会うこともないと思うが……、などと一応やり玉にあげてみたが、
「この審判がちょっと変わってて試合に影響した」というのは
八つ当たりも甚だしいのでこの辺でやめておく。

終わってみると……というか、時間内では終わらずに0-19というスコア。

要するにこの試合、たまたま相手ピッチャーは四球が少なく、たまたま守備にも穴がなく、
たまたま相手打線も振り回さずにミート徹底打法のチームだったため、
短期的には少しの差でも、
7回まで回を進めるとそれなりの差になってしまったということだろう(それを完敗ともいう)。

がしかし、本格的なチームに厳格な審判、
本格的な野球をやってるところにお笑い野球が紛れ込んだことが
そもそもの敗因であって、別に誰も悪くないだろう。

GW初日にみんなで野球ができた。
それだけで幸せなことだ。

来週、皿田は「男のコント」の開幕戦だ。

(本誌=轟さん)


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